モードチェンジ

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( ↑ 実習が終わって帰途につく大和号)

このごろ、大和に感心していることがあります。
それは、実習当日の朝のモードチェンジのよさ。





訓練生時代には、訓練会の2日ほど前からしっかりと調整に入り、当日の朝には1時間以上運動させてから軽く訓練をしたうえで車に乗り込んだものです。
そして、早い目に到着し、周辺を歩いて落ち着かせてから会場に入り、開始前には自主練をやってから訓練会に臨んでいました。
そうでなくては、訓練会の貴重な1時間半を棒に振ってしまうほど落ち着かなかったのです。
(今でも大和は長丁場向きの犬ですが、当時はもっと別の意味でも長い目の調整が必要でした)

事前調整という形でないにしても、毎日の暮らしそのものの中で、土台を築くという必要性においては同じことが言えました。
毎日が、より望ましい家庭犬となれるように(より互いの関係を深められるように)、次の訓練会ではより望ましい状態で参加できるようにという目標に合わせたものだった気がします。

そんな時代もありましたが、実習に入るようになってから、上記のような事前調整なくしても、大和が自分自身でモードチェンジをはかるようになりました。
でも、ほんのちょっと前までそれも下手くそで、気合が入りすぎて鼻息ブヒーンだったのです。^^;

ところが最近になって、自主的なモードチェンジがとても上手になりました。
大和自身が、いろんなことを受け入れ、たのしみ方を心得、ゆとりが出てきたということでしょうか。
もちろん、大和だけでなくて私自身も。
それによって、実習や訓練会当日の朝がお互いにとってずいぶんと楽なものになり、今では気持ちよくくつろげる活動前のひとときになっています。

もう、当日の朝の散歩なんて、リードの範囲内で大和の自由に任せ、好きなだけ臭いを嗅がせて公園内を歩いています。
何も急かすことなく、正すこともなく、のんびり歩いてしっかり排泄。

そうしていると、15分もすれば大和がこう言ってきます。
「もう十分。 さあ、行こうよ」
クルッと方向を変えて、すすんで私の脇に穏やかについて歩き、公園を後にし、車に乗り込んで穏やかに会場へ向かってくれます。
そしてそれが、活動にもよい形で活きています。

その姿には、「ありがとう」という気持ちでいっぱいになります。
大和への感謝のみならず、犬って本当に素晴らしい・・・そう思うのです。
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by lapis___lazuli | 2009-02-12 21:24 | セラピードッグ
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